政宗九の視点Blog

ミステリなどの本について、またAKB48(というか主にHKT48)について書いていく予定です

HKT48・宮脇咲良さんには、ぜひ「読書アイドル」を目指して欲しい

今年の総選挙でも26位に入ったHKT48宮脇咲良さん。彼女はGoogle+上で時々、読んでいる本について書くことがある。

私が最初に気付いたのは、今年の正月、東野圭吾『分身』を読んだことを投稿していた。一度読みかけて途中放棄した作品に再チャレンジ、みたいな投稿だった。

https://plus.google.com/102808008463301583196/posts/jXwR6K1omMe

分身 (集英社文庫)

分身 (集英社文庫)

あんなに忙しいのに本も読むんだ、すごいなあ、くらいにしか思っていなかったが、最近もまた本の投稿が増えてきた。5/15に星野智幸『俺俺』を「一言で言い表せないくらいとにかく不思議な世界観です」と紹介していた。

https://plus.google.com/u/0/102808008463301583196/posts/jWEpDLYiWXu

俺俺 (新潮文庫)

俺俺 (新潮文庫)

ふーむ、国民的人気作家の東野圭吾さんに、映画化原作の『俺俺』かあ、なかなかミーハーな子だな、とも思ってしまったが、さらに極め付きは5/31の投稿。その『俺俺』を「あまりの難しさに二回読破した」と書いた上で、なんとなんと、中町信『模倣の殺意』を読んでいたのだ!

https://plus.google.com/u/0/102808008463301583196/posts/dYkh58GAp7h

模倣の殺意 (創元推理文庫)

模倣の殺意 (創元推理文庫)

『模倣の殺意』に対する宮脇さんの感想は、「最後の真相が暴かれるところが、凄いです!」だった。いやまあ確かに、今どこの書店でもいっぱい積まれている本だから、その場の乗りで買ったのかも知れないけれど、ミステリマニアだけが喜んでそうな作品(失礼)を15歳のアイドルが読むなんて。しかも映像化とかとは全く関係ないのだから、興味を持って読んでくださっただけで、なんか嬉しい。

この件をツイッターやfacebookで紹介していたら、「宮脇咲良さん絶賛!」のPOPを作ってくださった書店さんまで表れた。いや恐縮であります。

https://twitter.com/sakuraekibiru/status/343667280728686593

そして昨日6/14の投稿。新たな読書報告は、中村航『100回泣くこと』だった。

https://plus.google.com/u/0/102808008463301583196/posts/Wz6zCthDf9Q

ま、これも映像化絡みかなあ。

でも定期的に読書してくれているのは本当に嬉しい。これからも福岡・東京間の長距離移動の機会は多そうなので、ぜひ読書に励んでほしいと思う。元々の優等生キャラも手伝って、いいイメージ戦略が展開できるはずだ。ぜひ、宮脇咲良さんには、「読書アイドル」を目指していただきたい。

 

そういえば今年の集英社文庫「ナツイチ」はAKB48の85人が85作品を読んで感想文を発表するらしい。AKB48の正規メンバーだけでは85人には足りないし、無名の研究生を入れるわけにはいかないだろうから、姉妹グループの主要メンバーも入っていると予想する。となると当然宮脇咲良さんもメンバーに入っている可能性は高い。彼女が何を読んだのか、楽しみである。

http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/

今日6/15は個別握手会に参戦するので、宮脇さんにはぜひ本の話題を振ってみようと思う。