政宗九の視点Blog

ミステリなどの本について、またAKB48(というか主にHKT48)について書いていく予定です

2013年10月のヲタ活動報告(HKT48劇場遠方限定公演+大阪個別握手会)

10月のHKT関連の実地活動は2回。先月もそうだったし、ここ最近は劇場も月イチくらいに落ち着きつつあります。まあ、このくらいのペースがいいのかなあと思います。経済的にもそろそろ限界だし。

 

10/13の遠方限定公演については別エントリーの通り。今思い返しても本当に劇場が一体化したステージで、あの場に居合わせたことは後々自慢できるのではないかと思ったほどでした。

 

あとは10/20、大阪・インテックス大阪でのHKT48「メロンジュース」個別握手会に参戦しました。最寄り駅に降りると女の子がぞろぞろいて、おいおい大阪ではHKT女子人気すごいのか、と思ったら、インテックスの別会場で同人誌イベント(コスプレあり)が同時開催されていたのでした。

握手したメンバーは、

第3部:宮脇咲良下野由貴、渕上舞
第4部:田島芽瑠中西智代梨兒玉遥
第5部:穴井千尋岡田栞奈冨吉明日香

この日は会場が寒く、指原莉乃さんは体調不良で握手会が中止になるほどでした。各メンバーの足元にヒーターがあったのが寒さを物語っていました。

この日は基本的に、チームHメンには遠方公演が良かったこと、研究生には新公演のレッスンの話を振るようにしました。みんないい対応をしてくれましたが、今回初の握手となった中西さん、岡田さんはどちらもグイグイ来る感じで一生懸命なところが好感持てました。中西さんに「時々見せる女の子っぽい仕草が好き」と言ったらすかさず「アイドルちょりだよ!」とポーズを決めてくださったし、岡田さんには最近綺麗になったし自信がついてきてるね、と言ったら「よっしゃー!」と絶叫されましたww 二人にはまた行って応援してあげようと思いましたね。

今回の「メロンジュース」個別握手会は自分の参戦は終了です。あと福岡での全国握手会がいつになるのか。

11月は千秋楽・初日・記念公演が続く月でまた当選が険しい道になりそうですが、どこかでまた劇場公演に行こうと思っています。

文庫解説書きました/東川篤哉『放課後はミステリーとともに』

月が変わってしまいまして、甚だ今さらではあるのですが、東川篤哉さんの新刊文庫『放課後はミステリーとともに』(実業之日本社文庫)の文庫解説を書かせていただきましたので、仕事の記録として残しておきます。

 

放課後はミステリーとともに (実業之日本社文庫)

放課後はミステリーとともに (実業之日本社文庫)

 

 今までも何回か解説をやらせていただきましたが、今回は私の趣味ど真ん中のガチガチ本格ミステリだったので、かなり気合いを入れて書いたつもりです。どうぞよろしくお願いします!

2013年10月の読書メーターまとめ

10月は本当に読めませんでしたが、プルーフなどで読んだ作品の調整更新が出来ていないので、11月に調整しておこうと思います。

10月は島田荘司の圧勝に見えますが、実は全て面白かったです。少数精鋭の月でしたね。

  2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2205ページ
ナイス数:71ナイス

素数の音楽 (新潮文庫)素数の音楽 (新潮文庫)感想
古代から現代まで、数多くの数学者を悩ませ、また魅了し続けた「素数」の不思議と、リーマン予想に挑んだ数学者たちの物語。数学はたった一人の天才が全てを牽引するのではなく、世代や国境を越えた多くの才能が連なって進化させているのだということも実感させてくれる。
読了日:10月21日 著者:マーカスデュ・ソートイ
はじめからその話をすればよかったはじめからその話をすればよかった感想
宮下さんが今までに書かれたエッセイと文庫解説の集大成に、初収録短編もボーナストラック的に追加した一冊。家族との日常生活も楽しく読めるが、小説・文章を書くことへのただならぬ意気込み・思いも感じることが出来た。こんな作家さんが書く小説は、こちらも気を引き締めてきちんと読まなければ、と思った。
読了日:10月15日 著者:宮下奈都
星町の物語 奇妙で不思議な40の風景 (PHP文芸文庫)星町の物語 奇妙で不思議な40の風景 (PHP文芸文庫)感想
短いながらも深い余韻に浸ったり、奇妙な読後感などが連続で40回分楽しめるショートストーリー集。「有効期限」「指令」「聞こえない」のような話が個人的に好みだが、「猫会議」連作や「桜丼」のようなほっこり話も楽しいね。
読了日:10月11日 著者:太田忠司
星籠の海 下星籠の海 下感想
御手洗が福山・鞆の町で事件に挑む。福山市民のミステリマニアとしてはこれだけでもうお腹いっぱい。冒頭から畳み掛けるような奇想の数々に、新興宗教団体との対決、阿部正広や村上水軍の秘密……まあいろいろツッコミどころも満載なのだが、島田荘司なら全て許せるから不思議。なによりも、圧倒的に高いリーダビリティーで、上下巻なのに一気に読める。福山を持ち上げ過ぎてるかな、というのはちょっと気になったけど。
読了日:10月4日 著者:島田荘司
星籠の海 上星籠の海 上感想
感想は下巻にまとめて。
読了日:10月4日 著者:島田荘司
重版出来! 2 (ビッグコミックス)重版出来! 2 (ビッグコミックス)感想
漫画業界漫画、待望の第二巻。いい漫画を多くの読者に届ける、というテーマだけでなく、漫画家のプライドや思い、漫画家や漫画に携わる人々の人間模様、SNSの宣伝効果など、様々な要素にスポットを当てている点が面白い。著者や編集者へのツイッターの効果をこれほど的確に表現した話もないだろう。読者よりも作者側の物語に重点を置いた巻だ。
読了日:10月2日 著者:松田奈緒子

読書メーター

10/13 HKT48チームH「博多レジェンド公演」(遠方限定公演)参戦記録

2013年10月13日 17:00~18:50 HKT48劇場 チームH「博多レジェンド公演」※遠方限定公演

出演メンバー:穴井千尋今田美奈植木南央岡田栞奈岡本尚子熊沢世莉奈兒玉遥下野由貴田中菜津美・渕上舞・松岡菜摘宮脇咲良村重杏奈本村碧唯森保まどか若田部遥
チームHの休演は、多田愛佳指原莉乃中西智代梨
※影アナは植木
※「遠距離ポスター」のセンターは若田部
※アンコール明け「会いたかった」終わりでデベソに残るメンバーは兒玉
※ユニットアンダー:「制服レジスタンス」の指原ポジ→松岡、「ハート型ウィルス」の多田ポジ→宮脇、「天国野郎」の中西ポジ→田中(研究生枠は岡田)


DMM動画配信はこちらから↓

DMM.com [【アーカイブ】10月13日(日) チームH「博多レジェンド」公演] HKT48 LIVE!! ON DEMAND


今日のウェルカムボード

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(すみませんどうしても横向きになります)

公演チケット。「遠方限定公演」と明記されています。

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HKT48劇場にとって初となる「遠方限定公演」。いわゆる「遠方枠」(福岡・佐賀・熊本以外)のお客さんだけの公演ということで、果たして客席は埋まるのか、盛り上がるのか、コールは起こるのか、アンコールの発動はあるのかなどなど、気になることだらけの公演だった。初めて来た人が多いことを想定してか、入場前の注意事項の説明などもいつもよりやや詳しかった。
今日はクジ運が悪くて21巡目の入場となってしまった(指定席なし)。なんとか真ん中ブロック後方、上手寄りに着席。視界は良好で、全体を見渡すことができたのは良かった。

公演の感想としては、結論から先に言えば、上のような不安は全く杞憂だった。場内は超満員で立見もいつもより多いように見えた(整理番号も310番台まで設定されていた)。そして普段の博多レジェンド公演よりも遥かに盛り上がったように思った。客席の歓声・コールが今まで聞いたことがないほどで、客席の熱狂ぶりがメンバーを後押しして、舞台上も盛り上がり、劇場内が一体化したような興奮のステージだった。私もHKT劇場にはなんだかんだで20回以上入っているが、過去最高レベルの盛り上がりと達成感があった。一部、通常なら注意を受けそうな感じのお客さんもいたが、むしろその人たちのコールが周囲に効果的な反応をもたらしたと思う。通常の公演はスタッフの監視が厳しすぎて、「お通夜」などと揶揄されることがあり、それに慣れている立場からすると、今日のように少し羽目を外したように見受けられる雰囲気の方がいいのではないかと思った。

MCも非常に面白かった。自己紹介MCでは松岡菜摘さんのツッコミが指原さんを思わせるほど的確だったし、兒玉遥さんの噛みぶりも相変わらずで(近況報告を「きんきょうこうこく」と言ったり)、それが何故か若田部遥さんに伝染してわかちゃんも噛みまくっていた(「旅行の話」を「りょこうにょ~」と言ったり、九州ツアーと言うつもりで「九州チュアー」など)。宮脇咲良さんの妙な大阪弁が可愛かった(「今日大阪から来た人~?(十数人が手を挙げる)……なんでやねん!」)。いつもは受けない植木南央さん村重杏奈さんのギャグが受けまくったり。全体MCでは若田部さん、松岡さん、下野由貴さんが他メンバーへの弄り担当になるが、常に何かツッコニを入れようとする積極的な姿勢も感じられた。

パフォーマンスは上記の通り会場の盛り上がりが相乗効果を生んで全体的に良かった。今日印象に残ったのは岡本尚子さん。いつもと雰囲気が違ってて、AKBの田野優花さんを思わせる感じだった(あくまでも雰囲気が、ということだが)。
メンバーも熱気に押されて勢いが余ったのか、穴井千尋さんの衣装のネクタイが外れたり、下野由貴さんのブーツのチャックが壊れたり、今田美奈さんの髪飾りが外れたりしていた。

劇場常連さんが少ないこともあってか、博多名物のひとつであるMIX前の「せーの!」の合いの手がほとんど聴こえなかった。その代わり、通常はコールがない箇所でコールがあったりと、いつもとは違った空気が楽しめた。
「Two years later」の歌い出しの「ま、つ、おか、ちゃーん!」コール、「回遊魚のキャパシティ」の「キャパキャパ」コールなども起こるかどうか正直不安だったが、いつも以上にコールが起こっていたと思う。
アンコールの発動も用意されていた方がおられて、遠方公演を実現させてくれた公演スタッフへのお礼も込めて「HKT48」コールとなった。途中詰まった時に「頑張れ!」と声がかかるなど、ここでも暖かい雰囲気が支配していた。

一番印象に残ったのは、最後の「白いシャツ」の前振りの本村碧唯さん「次が本当に最後の曲になります!(え~~!) そんなにやりたいですか?(イエ~イ!) やりたい? 帰りたくない?(イエ~イ!)……だめーー!」このやり取りが可愛かった。

公演のセトリも特に変わったことはなく(アンコール明けの曲が「お願いヴァレンティヌ」がなくなって「スキ!スキ!スキップ!」「メロンジュース」の順に変わっているが、今月あたりからこの曲順になっている)、普通に終わったのだが、ここまで何度も書いたように客席とステージの一体感が今までにないレベルで、とても感動的な公演となった。今回の遠方限定公演は実験的な試みだったと思うのだが、また開催されることだろう。

2013年9月のヲタ活動総括(じゃんけん大会+HKT48個別握手会)

9月に参加したイベントは、9/18のAKB48じゃんけん大会と、9/28のHKT48個別握手会(北九州)でした。その間に母親が他界したため、ブログとしてまとめるのが遅くなりましたが、一応簡潔にまとめておきたいと思います。

 

じゃんけん大会は、1階北西ブロック最前列という神席でした。もっとも、メンバーが入場するシーンが見られない位置関係でしたが、メンバーが登場する前の「出待ち」待機が見られて声も掛けられてレスが漏れなくもらえるという最高の席でした。

今回は一人での参戦でしたが、隣のこじまこ推しの男性や、反対側のみるきー推しの二人組みと仲良くなって一緒に盛り上がることができました。私は博多箱推しとして、出場メンバーの生誕Tシャツをその都度着替えての観戦という手に出ました(ボス田中のだけ買わなかったことを後悔しましたw)。宮脇咲良さんが敗退してHKT全滅の瞬間に帰ろうかと思いましたが、松井珠理奈さんの優勝を見届けることができて良かったです。ベスト8くらいの時点で「これ珠理奈以外だったらヤバイぞ」という空気が支配していました。また準決勝のあいこ連続でTVスタッフがかなり焦ってる様子も伺う事が出来ました。珠理奈の連続パー勝利に、昨年以上に八百長疑惑がありますが、現場で見ているとそういう印象を感じないんですよね。誰が何を出してたかなんて覚えてない。ましてやステージ上のメンバーたちが把握してるとも思えないんですよ。

余談ですが、じゃんけん大会の前に新曲「ハートエレキ」を含め何曲かの披露がありました。その中で研究生(結成時)ユニット「てんとうむChu!」の披露もありましたが、歌い終わってステージから去る際に西野未姫さんとめっちゃ目があって思い切り手を振ってもらいました。私の14期の推しメンは未姫ちゃんですww

 

28日の握手会は、母の死の直後ということもあり、行くこと自体ためらいましたが、この時期だからこそ彼女たちに癒してもらおう、と行きました。折角握手券も大量に持ってましたしね。そして行って正解でした。たくさんの笑顔に癒されました。

以前のようにログは残しませんが、握手したのは、

3部:穴井千尋(2枚出し)、今田美奈植木南央本村碧唯
4部:宮脇咲良(2枚出し)、兒玉遥後藤泉本村碧唯
5部:宮脇咲良(2枚出し)、田島芽瑠(2枚出し)、神志那結衣
6部:朝長美桜、渕上舞

の計11名。みんな本当に対応が良くて、素晴らしいです。特に田島さんの握手は天性のものがあると感じました。私にということでなく、誰に対しても本当に素晴らしいです。シングルでセンターポジションに立っている彼女を見て「ゴリ推し」と思っている人ほど、実際に握手すると一気に寝返ると思います。

宮脇さんには、友人の書店員が作った『ギフト』のPOPを見せて喜んでもらうことに成功しました! これだけで任務を果たした気がしました。

今回初握手だった植木さん、後藤さん、神志那さん、朝長さんも良かったです。植木さんからいきなり「おはようえき!」と言われて躓きましたが、「さっしーと一緒で、最近になってなおちゃんの魅力に気付いた」と言ったら、「さっしーがね、『ほんわか座談会』(モバイルサイトの音声コンテンツ)出たいって!」と嬉しそうに言ってくれました。その後本当に指原さん出てましたね。

神志那さんは写メ会の経験はありましたが、握手は初めてで、と言ったら、「でも公演にはよく来て下さってますよね? だから初めての気がしない」と言われました。嬉しかったですね。

 

次は10/20の大阪握手会に参戦予定です。
そして実は、10/13のHKT48劇場初の遠方限定公演(博多レジェンド公演)に当選しました。こちらは参戦記録を残しますのでお楽しみに。
いや、私が楽しみにしています!

2013年9月の読書メーターまとめ

またしても間が空いてしまいました。一ヶ月も放置していたのに、継続的に毎日100~200弱のアクセスがあるのが不思議で仕方ありませんが、どうもありがとうございます。

とりあえず、記録としての「読書メーターまとめ」から更新します。9月のヲタ活動については次の記事にて。

 

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3476ページ
ナイス数:69ナイス

本屋図鑑本屋図鑑感想
ただ個性的ということではなく、駅前、ショッピングセンター、商店街、郊外店など、様々な業態の書店や、専門分野を持った書店などをタイプ別に紹介した書店本。短いながらも要点を突いた解説と、柔らかなタッチのイラストがいい。後半のコラムや付録も勉強になる。
読了日:9月30日 著者:本屋図鑑編集部
ギリシャ棺の秘密 (角川文庫)ギリシャ棺の秘密 (角川文庫)感想
角川文庫で進行中の新訳版。途中まで読んでて積読にしていたのだが、『エジプト』が出たタイミングで一気に読んだ。やはり本格の原点であり究極だと思う。解決編で得られる快感はクイーン特有のものだ。新訳も読み易い。
読了日:9月30日 著者:エラリー・クイーン
ダブル・プロット (講談社文庫)ダブル・プロット (講談社文庫)感想
新刊時に買ったまま積読していたものを、ふと思い立って読んでみた。かつての短編集『記録された殺人』収録作に未収録3編を追加したもの。全体的にデビュー間もない頃の作品で、今読むと全般的に辛いものがあるのは否定できないが、初収録作が意外に楽しめたので良かった。特に表題作「ダブル・プロット」は楽屋落ち小説としても素晴らしい。アイデアの勝利だと思う。
読了日:9月30日 著者:岡嶋二人
ゴーマニズム宣言スペシャル AKB48論ゴーマニズム宣言スペシャル AKB48論感想
誤解を恐れずに言えば、AKB48は一種の新興宗教だと思う。「内側」にいる人同士で共有できる感動があり、情熱があり、時には議論もする。しかし「外側」からすればただの奇異な存在にしか見えず、「内側」の者がいくら熱弁を振るっても全く伝わらない。そんな世界に、いい歳をして嵌ったよしりんが、多大な表現力と影響力を見せつけたAKB論。私もいい歳して嵌った「内側」の人間として、共感するところが多く、これを機に一般に魅力が伝わると嬉しい。細かいところでは、ぱるるよしりんへの対応と、谷真理佳のシーンが面白かった。
読了日:9月28日 著者:小林よしのり
死神の浮力死神の浮力感想
やっぱ上手いなあ、面白いなあ。いろんなお約束事がある(死神の名前が県名になっているとか、千葉が現れる時には必ず雨が降るとか、音楽が好きとか)ので、前作の短編集は読んでおいた方がいい。濃密な七日間を堪能した。
読了日:9月26日 著者:伊坂幸太郎
名古屋とちくさ正文館―出版人に聞く〈11〉 (出版人に聞く 11)名古屋とちくさ正文館―出版人に聞く〈11〉 (出版人に聞く 11)感想
名古屋の書店界を牽引してきた方へのインタビュー。書店員としての今までの話も興味深いが、複合型書店、カリスマ書店員、チェーン店の一括仕入れなど、最近の業界の動きに対して警鐘を打ち鳴らしているコメントが多く、考えさせられる。単館型書店を長年やって来られたプライドが感じられる。
読了日:9月18日 著者:古田一晴
祈りの幕が下りる時祈りの幕が下りる時感想
国民的人気作家になっても、東野圭吾は常に挑戦的で前衛的な作品を書く。ますます深みを増す加賀恭一郎の人間描写。そして事件を通じて伝わってくる高いメッセージ性(露骨な書き方にしてないところも上手い)。最近の加賀シリーズに見られる「絆」テーマも感動的。まだまだ活躍しそうで、次が楽しみで仕方がない。
読了日:9月14日 著者:東野圭吾
ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた  そしたら意外に役立った (ノンフィクション単行本)ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った (ノンフィクション単行本)感想
ホリエモンが獄中で読んだ本から思うことを書いたコラム集。書評や感想というよりは、そこで得た考えを書いてる感じで、この種の本の中でも新鮮に見える。理系ものが意外に好きなんだなあ、という発見もあった。
読了日:9月14日 著者:堀江貴文
八王子七色面妖館密室不可能殺人 (講談社ノベルス)八王子七色面妖館密室不可能殺人 (講談社ノベルス)感想
はいお待たせしました、「クラニー先生なにやってんすか」シリーズバカミス最新作。ただ今回はページ開けばすぐ分かるタイプのネタにはなっておらず、一見地味だが今まで以上に苦労してるに違いないネタになっている。いくつもいくつもよく織り込めるものだ。そして本作で最も特筆すべきことは、話も結構面白いこと! 館の正体に込められたある「モノ」への愛、そして結末の不思議な感動。ただバカな話ではなく、深い余韻が残るストーリーになっている。今回ばかりは本当にお薦めですww
読了日:9月12日 著者:倉阪鬼一郎
高橋聖一のよいこのSF劇場 (ビッグコミックス)高橋聖一のよいこのSF劇場 (ビッグコミックス)感想
SFのエッセンスが散りばめられていてなかなか面白かった。「紙製地球救出装置」がいいね。あと巻末にオマケっぽく掲載されている「爆発!人ずきんちゃん」が何気にめちゃくちゃ面白いんだけど、これは続かないんだろうか?
読了日:9月3日 著者:高橋聖一
漫画・うんちく書店 (メディアファクトリー新書)漫画・うんちく書店 (メディアファクトリー新書)感想
さすがに知ってるネタが多かったけど、知らない話も結構あって面白かった。こういう業界用語集を漫画の形で一般に広めることも意義深いことだと思う。万引きは犯罪ですよ。
読了日:9月3日 著者:室井まさね
ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎感想
週刊文春」で一番大好きだった連載「ホリイのずんずん調査」の単行本化。ベストセレクション的な100本を収録している。「クリスマスは恋人とすごす」雰囲気を作ったのは1983年の「アンアン」だった、というような風俗史的に意義深いものから、チョコボールで「金のエンゼル」が出る確率や「文庫本解説目録」を頼んで来るまでの日数、郵便ポストは時刻通りに回収に来るのか、など、手間暇かけた割に意味のない調査まで、読んでいくだけで楽しい。個人的にも文体の師匠なので、また勉強させていただきました。
読了日:9月3日 著者:堀井憲一郎

読書メーター

9/6 HKT48研究生「PARTYが始まるよ」公演参戦記録

2013年9月6日 18:30~20:15 HKT48劇場 HKT48研究生「PARTYが始まるよ」公演
出演メンバー:秋吉優花安陪恭加伊藤来笑井上由莉耶今田美奈宇井真白上野遥岡本尚子草場愛神志那結衣坂口理子田中優香谷真理佳冨吉明日香深川舞子・渕上舞
※影アナは岡本

今日の公演のオンデマンド配信はこちら↓

DMM.com [【アーカイブ】9月6日(金) 研究生「PARTYが始まるよ」公演] HKT48 LIVE!! ON DEMAND


今日のウェルカムボード。「メロンジュース」選抜メンバー3人の書き込み。

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今日も早くて6巡目での入場。このくらいの順番で呼ばれるとデベソ前のボックスシートも座れるのですが、最近はほぼ指定席あたりに落ち着いています。やはり指定席あたりが絶好の席だと思います。今日もファミリー・カップルシートの列に座りました。

私にとっても6/29以来2ヶ月半ぶりの研究生公演でした。久々すぎてコールのタイミングを忘れるほどでした。メンバーたちが確実に成長していることも実感しました。そしてみんな綺麗になってきてますね。

ドームツアー、TV収録が「メロンジュース」選抜メインになって以降、選抜メンが抜けることが多い研究生公演。今日も田島さん朝長さん岡田さんはいませんでしたが、秋吉優花さん岡本尚子さん谷真理佳さん渕上舞さんの4人が出演。レジェンド公演で指原さんのアンダーでもある渕上さんは劇場出演が多いのですが、あとの3人は久しぶりの劇場公演だったようです。特に秋吉さん谷さんからは貫禄が出てきてました。場数を踏んだことで自分に自信がついてきているのだと思います。秋吉さんの滝のような汗、谷さんのいつものグイグイキャラなども久しぶりに見ることができました。冨吉明日香さんの「トミヨシレボリューション」のポーズで井上由莉耶さんだけ合わせない、というのもお約束になりつつあるようです。

今日は自己紹介MCがとにかく面白かったです。こんなに笑った自己紹介MCは初めてじゃないでしょうか。谷さんが最初からオーバーアクションで人のトークを邪魔する(進行の神志那結衣さんに「もう何やってんの!」とガチで怒られてました)、秋吉ちゃんの「マジすか学園4で主役をやりたい。秋元先生よろしくお願いします!」発言、秋吉&坂口理子さんの絡み、岡本尚子さんのhshs発言、人のキャッチコピーをパクる冨吉さん安陪恭加さん、安陪さんの謎の含み笑いもツボでした。
自己紹介MCは「やってみたい職業」でしたが、そこで「本屋さん」と答えた田中優香さんは今後注目しておきたいと思います。

今日はユニットでも、渕上さんが「キスはだめよ」に出たり、谷さんが「星の温度」に出るなど、珍しい編成も見られました。谷さんはシリアスな表情は本当に美人だなと思いましたね(谷さん綺麗になりましたよね!)。
他に目がいったのは上野遥さん。とにかく表情が豊かで、魅せる動きが目立ちました。

アンコール明けでセカンドシングル「メロンジュース」を劇場で初めて見ましたが、研究生の一体感を感じられる素晴らしいパフォーマンスで、絶賛に値するものでした。とても迫力がありました。田島芽瑠さんが今日のリハーサルを見て、自分は負けていると思ったとGoogle+に投稿していましたが、当人たちでもそう思わせるくらいの力があったのだと思います。研究生の「メロンジュース」は一見の価値ありです。

最後の挨拶で客席から「まなみん(草場愛さん)かわいかったよ!」の声が掛かりましたが、それに谷さんが反応するという。とにかく最初から最後まで、ザ・谷真理佳の勢いを見せつけられた公演だったように思います。

 

(ロビー内に貼られていた日本赤十字のポスター。兒玉遥さんがいます)

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