政宗九の視点Blog

ミステリなどの本について、またAKB48(というか主にHKT48)について書いていく予定です

10/13 HKT48チームH「博多レジェンド公演」(遠方限定公演)参戦記録

2013年10月13日 17:00~18:50 HKT48劇場 チームH「博多レジェンド公演」※遠方限定公演

出演メンバー:穴井千尋今田美奈植木南央岡田栞奈岡本尚子熊沢世莉奈兒玉遥下野由貴田中菜津美・渕上舞・松岡菜摘宮脇咲良村重杏奈本村碧唯森保まどか若田部遥
チームHの休演は、多田愛佳指原莉乃中西智代梨
※影アナは植木
※「遠距離ポスター」のセンターは若田部
※アンコール明け「会いたかった」終わりでデベソに残るメンバーは兒玉
※ユニットアンダー:「制服レジスタンス」の指原ポジ→松岡、「ハート型ウィルス」の多田ポジ→宮脇、「天国野郎」の中西ポジ→田中(研究生枠は岡田)


DMM動画配信はこちらから↓

DMM.com [【アーカイブ】10月13日(日) チームH「博多レジェンド」公演] HKT48 LIVE!! ON DEMAND


今日のウェルカムボード

f:id:mmmichy:20131013153301j:plain

(すみませんどうしても横向きになります)

公演チケット。「遠方限定公演」と明記されています。

f:id:mmmichy:20131013155441j:plain

 

HKT48劇場にとって初となる「遠方限定公演」。いわゆる「遠方枠」(福岡・佐賀・熊本以外)のお客さんだけの公演ということで、果たして客席は埋まるのか、盛り上がるのか、コールは起こるのか、アンコールの発動はあるのかなどなど、気になることだらけの公演だった。初めて来た人が多いことを想定してか、入場前の注意事項の説明などもいつもよりやや詳しかった。
今日はクジ運が悪くて21巡目の入場となってしまった(指定席なし)。なんとか真ん中ブロック後方、上手寄りに着席。視界は良好で、全体を見渡すことができたのは良かった。

公演の感想としては、結論から先に言えば、上のような不安は全く杞憂だった。場内は超満員で立見もいつもより多いように見えた(整理番号も310番台まで設定されていた)。そして普段の博多レジェンド公演よりも遥かに盛り上がったように思った。客席の歓声・コールが今まで聞いたことがないほどで、客席の熱狂ぶりがメンバーを後押しして、舞台上も盛り上がり、劇場内が一体化したような興奮のステージだった。私もHKT劇場にはなんだかんだで20回以上入っているが、過去最高レベルの盛り上がりと達成感があった。一部、通常なら注意を受けそうな感じのお客さんもいたが、むしろその人たちのコールが周囲に効果的な反応をもたらしたと思う。通常の公演はスタッフの監視が厳しすぎて、「お通夜」などと揶揄されることがあり、それに慣れている立場からすると、今日のように少し羽目を外したように見受けられる雰囲気の方がいいのではないかと思った。

MCも非常に面白かった。自己紹介MCでは松岡菜摘さんのツッコミが指原さんを思わせるほど的確だったし、兒玉遥さんの噛みぶりも相変わらずで(近況報告を「きんきょうこうこく」と言ったり)、それが何故か若田部遥さんに伝染してわかちゃんも噛みまくっていた(「旅行の話」を「りょこうにょ~」と言ったり、九州ツアーと言うつもりで「九州チュアー」など)。宮脇咲良さんの妙な大阪弁が可愛かった(「今日大阪から来た人~?(十数人が手を挙げる)……なんでやねん!」)。いつもは受けない植木南央さん村重杏奈さんのギャグが受けまくったり。全体MCでは若田部さん、松岡さん、下野由貴さんが他メンバーへの弄り担当になるが、常に何かツッコニを入れようとする積極的な姿勢も感じられた。

パフォーマンスは上記の通り会場の盛り上がりが相乗効果を生んで全体的に良かった。今日印象に残ったのは岡本尚子さん。いつもと雰囲気が違ってて、AKBの田野優花さんを思わせる感じだった(あくまでも雰囲気が、ということだが)。
メンバーも熱気に押されて勢いが余ったのか、穴井千尋さんの衣装のネクタイが外れたり、下野由貴さんのブーツのチャックが壊れたり、今田美奈さんの髪飾りが外れたりしていた。

劇場常連さんが少ないこともあってか、博多名物のひとつであるMIX前の「せーの!」の合いの手がほとんど聴こえなかった。その代わり、通常はコールがない箇所でコールがあったりと、いつもとは違った空気が楽しめた。
「Two years later」の歌い出しの「ま、つ、おか、ちゃーん!」コール、「回遊魚のキャパシティ」の「キャパキャパ」コールなども起こるかどうか正直不安だったが、いつも以上にコールが起こっていたと思う。
アンコールの発動も用意されていた方がおられて、遠方公演を実現させてくれた公演スタッフへのお礼も込めて「HKT48」コールとなった。途中詰まった時に「頑張れ!」と声がかかるなど、ここでも暖かい雰囲気が支配していた。

一番印象に残ったのは、最後の「白いシャツ」の前振りの本村碧唯さん「次が本当に最後の曲になります!(え~~!) そんなにやりたいですか?(イエ~イ!) やりたい? 帰りたくない?(イエ~イ!)……だめーー!」このやり取りが可愛かった。

公演のセトリも特に変わったことはなく(アンコール明けの曲が「お願いヴァレンティヌ」がなくなって「スキ!スキ!スキップ!」「メロンジュース」の順に変わっているが、今月あたりからこの曲順になっている)、普通に終わったのだが、ここまで何度も書いたように客席とステージの一体感が今までにないレベルで、とても感動的な公演となった。今回の遠方限定公演は実験的な試みだったと思うのだが、また開催されることだろう。