政宗九の視点Blog

ミステリなどの本について、またAKB48(というか主にHKT48)について書いていく予定です

HKT48の第二の物語は、田島芽瑠の物語である

かつて私は、HKT48のストーリーを一人に集約させるなら、それは兒玉遥の物語だ、という趣旨の考察を(facebookで)書いたことがある。兒玉遥はHKTのエースでありセンターとしてデビューしながら、 CDデビュー時には研究生・田島芽瑠にセンターの座を奪われ、さらに朝長美桜にもポジションで抜かれ、長らく苦悩の日々を過ごして来た。明らかに兒玉遥にあてたメッセージソング「そこで何を考えるか?」も作られた。彼女は苦悩しながらも腐らずAKB の兼任を経験した結果、ついにセンターに復帰できるようになった。新曲「12秒」では兒玉遥宮脇咲良のダブルセンターである。今年の総選挙ではHKTヲタ的には「宮脇が神7入りするか」と「兒玉が選抜入り(16位以内)するか」が焦点になるだろう。


そして、実は今、かつての兒玉遥のような苦悩を抱えているメンバーがいる。田島芽瑠だ。
先にも書いたとおり、デビューでは研究生でありながらセンターを取った。秋元康に「十年に一人の逸材」と言わしめた。しかし今、センターからポジションは下がった。同期の朝長に人気・総選挙の順位とも負けている、いまや HKTの新世代は3期生の「なこみく」だ。
今日のAKB48の人事異動でも、後輩の矢吹奈子ですらチームB兼任になったのに、芽瑠にはお呼びがかからなかった。まだAKBでは必要とされていないの だ。Google+で芽瑠は素直な心情を吐露している。

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そう、田島芽瑠は、かつて自分が先輩を追い込んだように、今度は自らが後輩に追い込まれているのだ。「HaKaTa百貨店3号館」を見ていても、とにかくグイグイ喋っていて、少しでも爪跡を残そうと必死な様子が窺える。


この苦しい時期をどう乗り越えていけるのか。HKT48の第二の物語は、田島芽瑠の物語である。その結果が出るのは、総選挙だ。