政宗九の視点Blog

ミステリなどの本について、またAKB48(というか主にHKT48)について書いていく予定です

2013.7.13~7.14「MYSCON11」に参加してきました

MYSCON(みすこん)はですね、ネット上を彷徨うミステリ読みたちが集まるイベント、巨大なオフ会のようなものでして、私は2000年開催の「MYSCON1」からほぼ毎年参加していました。前回の「MYSCON10」には不参加だったし、9も昼の部だけだったと記憶しているので、「MYSCON8」以来となると実に6年ぶりの参加でした。

MYSCON - The Mystery Convention

MYSCON (MYSCON) on Twitter

あまりにも久しぶりで、東大前駅から見た景色が変わっていて、逆の方向に一瞬歩きかける、というどこかで聞いたようなボケまでかましてしまいましたが、無事会場の鳳明館森川別館に到着。ここはかつて「週刊AKB」の企画で修学旅行の宿としても使われたところで、あの大広間では枕投げ大会も行われたのでした。という話は置いといて……。

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(森川別館の玄関。「ミスコン様」の文字が一部見える)

今年の参加者は40名弱で、往年の雰囲気からは寂しさも漂いましたが、逆にこのくらいの人数の方がほぼ全員とも顔合わせできるし深い話ができて良かったんじゃないかなと思いました。そして久しぶりだけどみんなほとんど変わってなくて、誰かが分かるというのも凄い。私も含め、みんな歳を取ってしまったなあとも思いましたけれども。

全体企画「森川別館からの脱出」に参加。いわゆる脱出ゲーム。大きく前半の問題と後半の問題があり、前半は割とすいすい解けましたが、後半の暗号が全く分からない。個人的にはお手上げで仲間(主に踝さん)の解読に、おおすごいすごい、と感心してました。私は最後の決め手になる「例の場所」が閃いたことだけ、ここで自慢できます。多分このゲームの詳細は公式サイトで後日アップされるでしょう。

大広間での古本オークションも参加しましたが、落札したのは、あらま草さんご提供のロバート・バーナード『拷問』(光文社文庫)だけでした。

個別企画も行こうと思っていたのですがなんとなく大広間でだらだら喋っていて時間が経ってしまい、後半企画で自分も参戦する「ミステリアンソロジーを作ろう!」に参加。欲しい作家がことごとくshakaさんに取られるという「政宗潰し」に遭いながら、なんとなく出来上がり。ただすみません、「スタンリイ・エリン」は予定外でした(ロアルド・ダールを書くつもりで間違ってしまいました)なのでエリンの作品セレクトは、コンセプト的にちょっと無理矢理な感じになってしまいました。でもおかげさまで優勝みたいなことになったので、名無しのオプさんご提供の中国語版『十角館の殺人をいただき、ご満悦でした。

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(「じゅうかくかんのさつじん」だそうです。なんと版元が「新星出版社」。もちろん日本の同名版元とは無関係です)

あとは個別でまだ続いていた、講談社ノベルスをまったり語る部屋にちょっとギャラリーで参加し、再び大広間にて乾くるみさん、おーかわさん、たれきゅんさんアイドルトーク、というか、乾さんに「そろそろ現場デビューしましょうよ!」と説得する会をやりながら、shakaさんの話にちょっと割り込む、みたいな感じ。乾さんお勧めのAKB15期研究生は大和田南那ちゃんだそうです。

1時過ぎたあたりで翌朝のことも考えてとっとと眠り、翌朝は6時過ぎには帰途につきました。朝7時の新幹線で帰って風呂に入って仕事に出て深夜まで働いて帰っていろいろやって今に至ります。

実は直前まで行けるかどうか微妙だったり、参加者の少なさから見送ることも考えてたのですが、結果行って良かったですね。やっぱりあの場でないと会えない方も多いし、できない話も多いので。北山猛邦さんに覚えられていたことが嬉しいですね。

来年もまた続いて欲しいと思いますし、新しい参加者を増やしたいですね。もっと門戸を広げるKU-FU(工夫)をしていきましょう。