直木賞が決まった日も、また「直木賞のすべて」を読むべし
第148回、芥川賞・直木賞が決まりましたね。黒田さん、朝井さん、安部さん、おめでとうございます。
朝井リョウさんは実はうちの店に来店されたことがあるので、ちょっとだけ贔屓目もありましたし、そこで読んだ『少女は卒業しない』(集英社)は本当に傑作で、すごい才能だなあと感激しました。それでもやはり、初めての候補で受賞はないだろうと思ってました。反省しています。安部さんも、さすがにないだろうと思い込んでました。こちらも反省しています。
黒田夏子さんの「abさんご」は「早稲田文学」に掲載されていたのを書店(「早稲田文学」を置いてるような大書店です)で立ち読みしましたが、パラパラ見ただけなのに、うわっこりゃすげえ、と思ってしまった小説でした。受賞は妥当だったと言えます。
さて、直木賞が発表された夜もまた、あの「直木賞のすべて」さんを見ることをお薦めします。特にブログの方ですね。受賞作ばかりにスポットが当たる夜に、あえて「落選作」をフィーチャーするこの姿勢、本当に頭が下がります。今回の直木賞を盛り上げた作品たちへのリスペクト溢れるコメントをぜひお読みください。
・直木賞のすべて 余聞と余分/直木賞決定の夜に
http://naokiaward.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/148242012-9925.html
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